密漁疑われる行為も…絶滅危惧種「アユモドキ」守ろうと国と警察が合同パトロール【岡山】

国の天然記念物に指定されている淡水魚、アユモドキの密漁を防ごうと環境省や警察などによる合同パトロールが岡山市で行われました。

岡山市中区で行われた合同パトロールには環境省の職員や警察官など約20人が参加し、用水路沿いを歩いて回りながら、不審な人がいないか確認しました。

アユモドキは絶滅危惧種に指定されている淡水魚でこの地域での生息が確認されています。環境省によりますとアユモドキの密漁が疑われる不審な行為の情報提供が2024年に入ってから市内で4件寄せられているということです。

(中国四国地方環境事務所 野生生物課 澤志泰正課長)
「パトロールする回数を増やすことが必要。看板を設置し、地元と協力しながら注意喚起したい」

環境省は周辺住民にチラシを配布したり、用水路を監視するカメラを設置するなどして密漁を防ぎたいとしています。

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