中森明菜、21日前の緊張感から一転「お茶目表情」も出た『北ウィング』熱唱 完全復活へかかる2つの期待

中森明菜 ※画像は中森明菜の公式サイトより

歌手の中森明菜(58)が4月24日に自身のYouTubeチャンネルを更新。1984年に発表した楽曲『北ウイング』のJAZZバージョンを歌唱する動画をアップし、多くのファンが歓喜している。

2014年の『NHK紅白歌合戦』を最後に、メディア出演のなかった明菜だが、2022年8月に個人事務所を設立してX(旧ツイッター)のアカウントを開設。同年12月に公式ファンクラブも再始動させた。

この4月に入って3日にはYouTubeチャンネルを更新して、1988年のヒット曲『TATTOO』のJAZZバージョン、同10日には1987年リリースの『BLONDE』のJAZZバージョン、同17日には1986年リリースの『ジプシー・クイーン』のJAZZバージョンの歌唱動画をアップ。

再生回数はそれぞれ560万回、310万回、430万回を突破(4月24日15時現在)と今でも多くのファンから支持されていることがうかがえる。

「今までの動画では黒い衣装を身に着けていましたが、今回の『北ウイング』のスタンバイ中は白いタートルネックのセーター、歌唱中は鮮やかなブルーのトップスを着用しています。

4月3日にアップされた第1弾『TATTOO』の動画ではやや緊張感のある表情もありましたが、『北ウイング』ではずいぶんリラックスできたのか、マイクに向かって真剣に歌う姿、動画の後半ではスタッフに指示する様子や、笑顔を浮かべたり、頬っぺたをぷっくりと膨らませたお茶目な表情も披露してくれていて、ファンには非常に嬉しい動画になっていますね」(ワイドショー関係者)

動画を見たファンからは、

《今度はこの曲かぁ…新たなバージョンで聴ける事 明菜ちゃんの様々な表情が観られる事 本当に嬉しくて胸がいっぱいになる》
《明菜ちゃん 可愛い表情映像いっぱい》
《明菜ちゃんの最初の顔が、以前の明菜ちゃんの笑顔だった!》
《真剣に歌う明菜さんとちょっとお茶目な明菜さんが交差する動画》

といった声がXに寄せられている。

■期待高まる『紅白』出場と家族との再会

一連の動画は《中森明菜デビュー42周年特別企画 with ZOZO》と、ファッション通販サイト「ZOZO」とのコラボで、YouTubeで公開された楽曲をイメージしたTシャツの受注販売が行なわれている。

また、5月1日には2012年にリリースされた明菜のベストアルバム『ベスト・コレクション~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~』が再発売されるほか、59歳の誕生日である7月13日にファンクラブ「ALDEA」の会員を対象にした有料イベントを開催することも明らかになっている。明菜が公の場に姿を現すのは2017年12月のディナーショー以来6年半ぶりとなる。

「昨年、Xのアカウントを開設し、ファンクラブが再始動した際には“ついに再び『紅白』へ!”と期待が高まりましたが、昨年の出場は叶わなかった。ただ、今年の出場には期待してしまいますよね。YouTube動画内の明菜さんはとても元気そうで、体調面の不安は少なそうですからね。

そして、明菜さんの周囲やファンがもう1つ期待することは、家族との再会ではないでしょうか」(前出のワイドショー関係者)

4月18日発売の『女性セブン』(小学館)の取材に、明菜の兄は最後に会ったのは36年前だと明かしている。家族仲のよかった明菜が中森家と絶縁したのは30年ほど前。金銭トラブルや母の病死が原因だと報じられていたが、真相は明らかにはなっていない。

記事で、中森家の知人は絶縁した理由について、若い頃から事務所スタッフや恋人の裏切りに傷つけられ、人間不信に陥ってしまい、家族が自分のお金を使い込んでいると疑うようになってしまったからではないかと語っている。そして1995年、明菜は母親が亡くなる前に自ら中森家の戸籍から抜けてしまったという。

「90歳になる父親はまだご存命。お兄さんも再び明菜さんと話をしたり、呼びかけてみようと前向きになっているようです。ファンが期待する『紅白』への出場、そしてお節介なことなのかもしれませんが家族との再会が実現すれば、いよいよ明菜さんは“完全復活”ということになるのではないでしょうか」(前同)

30年以上断絶しているという明菜の家族も、彼女の完全復活を熱望しているはずだ。

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