CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN、電子音楽で自然を描いた3曲入りシングル「Correspondances」リリース決定

CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINが、5月1日(水)に3曲収録のシングル「Correspondances」を配信リリースすることが決定した。

収録曲となる「アダンの海辺」は、2023年にメンバーが訪れた奄美大島の土地で得たインスピレーションをもとに制作。奄美の地で亜熱帯の鳥や自然を描き、日本画の新境地を開いた画家・田中一村の代表作「アダンの海辺」がモチーフとなっている。3月4日(月)にNHK総合で放送されたドキュメント番組『ナイト ライト ライド』にて、その制作風景が特集され、実験的なサンプリングをもとに楽曲制作を進めるメンバー3名の様子に注目が集まった。 加えて、今作のタイトルトラック「Correspondances」、「声を聞かせて」を収録。シンセサイザーで奏でられる鳥や動物の声が散りばめられており、電子音楽で自然を描くという相反するアプローチにより、不思議な温かみのあるサウンドが醸成されている。 また、名曲の歌詞の情景を集音し新たな楽曲を生み出すプロジェクト“集音歌詞”へ参加することも発表され、「酒が飲める 酒が飲める 酒が飲めるぞ」というフレーズでおなじみの「日本全国酒飲み音頭」の再解釈版「日本全国酒飲み音頭 -集音歌詞ver-」のMusic Videoを明後日4月26日(金)18時に公開することも決定している。

1979年にコミックバンド“バラクーダ”によってリリースされた『日本全国酒飲み音頭』の歌詞を再解釈し、歌詞に合わせて情景を集音。瓶ビールのキャップが落ちた瞬間の音、風鈴の音など合計30程度の環境音や生活音を使用しており、楽曲を彩っている。 映像を制作したのは、映像作家として頭角を現している永田 俊。集音の様子をおさめたショート動画が 、CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN のSNSアカウントにて公開されている。 ▼「日本全国酒飲み音頭 -集音歌詞ver-」 https://www.youtube.com/watch?v=awcdyIzKoTc

【CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINプロフィール】

小学4年生で結成するも、全員がギターだったため小学5年生で解散。その後1人が中南米音楽に傾倒し、キューバのハバナ大学に留学。現地でコンガを学び、リズムパターン「cho co pa co cho co quin quin」を習得。2021年に再結成し、パーカッションを軸にした電子音楽にフェイクのシャーマニズムを足した音楽を模索中。InstagramではAbletonギャングと呼ばれている。

2023年7月に1stアルバム『tradition』を配信リリース。世界各国さまざまな文化の音楽性がクロスオーバーした「四畳半トロピカリア」とでもいうべき音楽性が注目を集めた。結成わずかながら、同年10月には『朝霧JAM』、11月には『FESTIVAL de FRUE』への出演を果たす。2024年1月には、全国流通では初のパッケージ作品となる1stアルバム『tradition』のCD&アナログ盤をリリース。さらに同月Spotifyが2024年に躍進を期待する次世代アーティスト「RADAR: Early Noise 2024」に選出される。3月には楽曲「ワタツミ」が、JR東日本「TOHOKU Relax」CMソングに起用。また『FUJI ROCK FESTIVAL’24』、『CIRCLE’24』、『森、道、市場2024』など、続々と大型フェスへの出演が決定し、今後の活躍が期待される。

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