『涙の女王』の悪役グレイス・コ、どこで見た顔と思ったらあの大ヒット作だった!!

キム・ジュリョンの悪役演技がまたも視聴者を魅了した。

視聴率21.6%を打ち立てる大ヒットを記録中の『涙の女王』でグレイス・コ役を演じるキム・ジュリョン。その魅力的なヴィラン(悪役)ぶりが『涙の女王』に緊張感と面白さを与えている。特にグレイスの正体が明かされてからは、ストーリー展開でも先頭に立って活躍している。

グレイスは上流階級の仲人で、クイーンズグループの執事のような人物だった。しかし、その正体は、ユン・ウンソン(演者パク・ソンフン)、チョン・ダヘ(演者イ・ジュビン)と手を組んでクイーンズを倒そうとする計画を企んだ上に、クイーンズ家とモ・スルヒ(演者イ・ミスク)の間で利益とお金のために動くコウモリのような存在だった。だからこそ、キム・ジュリョンの巧みな演技が光ったと評価されている。

(画像=tvN)

キム・ジュリョンが演じるグレイスは、特有の太々しさで面白さを倍増させる。巧みな演技力で物語に溶け込みつつも、大げさな表情とジェスチャーで計算された軽みがコミカルさを加える。

優雅なスタイリングと正確な発音、なんだかミステリアスな雰囲気で悪役の魅力を加え、キム・ジュリョンならではの役作りを見せた。

また、相手俳優たちとのケミストリーも抜群だ。“ラスボス”とされるモ・スルヒにも引けを取らない図々しさで興味をくすぐり、味方になってほしいというヒョヌ(演者キム・スヒョン)に取り引きを試みてボムジャ(演者キム・ジョンナン)に殴られるシーンは、『涙の女王』を代表する痛快なシーンに挙げられる。

(画像=tvN)

Netflixシリーズ『イカゲーム』と、Disney+オリジナル『カジノ』で披露した存在感を、『涙の女王』でも如実に表したキム・ジュリョン。そのユニークな演技で自分の道を開拓している彼女の今後の活動にも大きな期待が寄せられている。

『涙の女王』の第15話は4月27日、最終回(第16話)は28日に放送される。

(記事提供=OSEN)

© 株式会社ピッチコミュニケーションズ