宗教法人が雇用調整助成金不正受給

厚生労働省和歌山労働局はきょう(24日)、雇用調整助成金620万円余りを不正したとして高野町の宗教法人・密厳院(みつごんいん)に対して支給決定の取り消しを行ったと発表しました。

厚生労働省和歌山労働局によりますと、高野町高野山の宗教法人・密厳院(みつごんいん)は2020年9月1日から2022年9月30日までの間、宿坊を実際は休業していないにもかかわらず休業したとする虚偽の申請書類を作成し、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う雇用調整助成金、合わせて621万円余りを不正に受給したもので、先月(3月)25日付で支給決定が取り消されました。

密厳院(みつごんいん)では、不正受給を認めていてすでに全額を返済しています。

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