イラスト無断使用 近江八幡市が著作権侵害で賠償

インターネット上にあるイラストを無断使用し著作権を侵害したとして、近江八幡市がおよそ28万円を賠償することが分かりました。

近江八幡市によりますと、男性職員が2021年5月、インターネット上のイラスト1点をダウンロードし、市の子育て政策を話し合う「市子ども・子育て会議」の児童福祉の状況に関する会議資料に掲載するとともに2021年10月から昨年9月までの間、市のホームページで公表していました。その後、去年9月に著作権者から使用許諾業務を委託された会社から使用の経緯を確認する文書が届いて発覚したという事です。

職員は「無料で使える素材だと思って使った」と話したということです。

市は、著作権についての確認を怠って無断使用したとして、28万1600円を支払う事で和解しました。近江八幡市は権利確認が不明確なものについては使用しないよう市の職員に通知したということです。

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