映画やドラマの撮影誘致 「ロケ支援スペシャルチーム」発足 群馬県

群馬県は、映画やドラマの撮影を県内に誘致し支援する体制を強化しようとスペシャルチームを発足させ、24日県庁で初めての会議を開きました。

この「ロケ支援スペシャルチーム」は山本知事をリーダーとして撮影の候補地となる県有施設を管理する15の部署で構成されています。24日は県庁で初めての会議が開かれ、山本知事は期待を込め次のように語りました。

「クリエーターとかアーティストとかこういう人達が群馬県で仕事がしたいとか、何か新しいことにトライするのであれば、何か新しいことをつくり上げるのであれば、『群馬県がいい』と、こういう環境をつくり上げていきたいと思います。」(山本知事)

チームの発足により、制作会社などから相談が寄せられた際、県庁の部局を横断して撮影場所の提案ができるほか利用申請の手続きなども簡略化されます。県が運営する「ぐんまフィルムコミッション」によりますと、昨年度のロケ支援件数は59件で2013年の設立以来過去最多だったということです。

会議では、さらに県内での撮影を誘致するため、受け入れ体制の強化へ向け支援の課題などを確認したということです。

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