IHIの子会社がデータ改ざん JR北海道の気動車も対象のエンジンを使用 現時点ではトラブルの報告なし
IHIの子会社がディーゼルエンジンなどの「燃料消費率」の測定データを不正に改ざんしていたと発表し、JR北海道の気動車でもこの会社のエンジンが使われていることがわかりました。
IHIによりますと、子会社のIHI原動機が製造したディーゼルエンジンや船舶用のエンジンについて、出荷前の試運転で測定する「燃料消費率」の値を、実際に測定された数値から改ざんして納入先に伝えていたと明らかにしました。現時点ではエンジンの使用によるトラブルの報告はないということです。
JR北海道は気動車に当該のエンジンを使用しているとしていますが、どの車両に使用しているか現在調査中だということです。
トラブルの報告がないことからエンジンの交換などを行う予定は現時点でないとしています。