「厳しくて優しかった」11歳のときに亡くなった母の肖像画 自閉症のアーティスト・石村嘉成さん【岡山】

天満屋岡山店で開催中の「石村嘉成展生きものバンザイ!」展示作品の見どころを石村さん本人が解説するシリーズ企画です。今回は、嘉成さんが11歳のときに亡くなった母・有希子さんの肖像画です。

(石村嘉成さん)
「名前は『母の肖像・高野山にて』です。小学校の頃、母と高野山に行った日は寒かった。

(石村嘉成さん)
でも、『嘉クン、温かい湯豆腐を食べようね』とやさしく言ってくれた。時には厳しくて、やさしいお母さんでした」

(記者)
「高野山で食べた湯豆腐はおいしかったですか?」
(石村さん)
「おいしかったです。あたたかかったです」

(来場者)
「お母さんのこととか、色々な思いがあったと思うんですけど、すごくいい作品だと思います」

(来場者)
「亡くなったお母様の愛情が伝わってくる」

「石村嘉成展」は、岡山市北区の天満屋岡山店6階葦川会館で開催中です。

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