練習中に声を出してチームメートを鼓舞する佐藤
J1アビスパ福岡の佐藤凌我（25）がアウェー東京ヴェルディ戦の出場に意欲を燃やした。東京Vはプロのキャリアをスタートした古巣。昨年9月に左膝に大けがを負い、17日のルヴァン・カップ初戦の松本戦で約7カ月ぶりに復帰したストライカーは「楽しみにしていました。松本戦より今の方がコンディションがいいですし、試合までの4日でもっともっと上げていきたいです」とメンバー入りをアピールした。
東福岡高出身の佐藤は2021年に明大から当時J2の東京V入り。同年から2年連続2桁ゴールを挙げて生まれ故郷のクラブに移籍した。
「自分が（J1に）上げて、と思っていた部分もあったんですけど、それが叶わず、自分は福岡に来て。（今年から）ヴェルディが上がってきてくれて、試合できるっていうのはすごく幸せなこと。より成長した姿を見せたい」と実感を込めた。
昨年9月のルヴァン・カップ準々決勝・FC東京戦で負傷。場所は東京Vのホームでもある味の素スタジアムだった。同じ地でリーグ戦復帰を果たし、支えてくれた両クラブのサポーターに感謝を示すつもりだ。
