武蔵野銀行にこの春、入行した行員が24日、東秩父村で特産品の和紙作りを体験しました。
和紙作りを体験したのは、武蔵野銀行の新入行員47人です。
24日は、地元の職人の手ほどきを受けながら、和紙をすきました。
武蔵野銀行は、新入行員に県内の文化や産業に対する知識を広げてもらおうと、地場産業を体験する研修を今年度、始めました。
東秩父村の手すき和紙は、地元で採れた「こうぞ」を原料に「すげた」と呼ばれる道具で前後に揺り動かします。
繊維が絡むため、丈夫な仕上がりとなるのが特徴です。参加者は、長い年月をかけて育まれた伝統技法に触れ、地域の産業への理解を深めていました。