紅こうじ健康被害疑い 新たに女性2人判明 茨城

茨城県庁=水戸市笠原町

小林製薬(大阪府大阪市)の「紅こうじ」を使ったサプリメントの摂取を巡り、茨城県は24日、県内で新たに50~60代の女性2人の健康被害の疑いが判明したと発表した。いずれも既に回復している。県内の健康被害が疑われる人は、死者1人を含む29人となった。

県によると、18日までに大阪市から情報提供を受けた。ともに医療機関は受診していないが、60代女性は体の痛み、50代女性は手足のむくみや倦怠(けんたい)感を一時期訴えていたという。

2人は同社のサプリ「紅麹(べにこうじ)コレステヘルプ」の摂取歴があった。期間は60代女性が今年1~3月、50代女性が昨年11月~今年1月まで。

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