児童たちの笑顔乗せて 今年度の「うみのこ」航海始まる

県内の小学5年生を対象としたびわ湖の学習船「うみのこ」が、24日から今年度の航海をスタートさせました。

今年度初めてとなる航海として、24日、長浜港から「うみのこ」に乗り込んだのは、長浜市の湯田小学校と高月小学校、それに米原市の伊吹小学校の3校あわせて136人の5年生たちです。

このフローティングスクール事業は、県内の小学5年生が学習船「うみのこ」に乗って1泊2日で、びわ湖や環境について学ぶもので、40年以上続く恒例行事です。コロナ禍で日帰り開催となった年もありましたが、昨年度から宿泊が再開されました。

びわ湖上で過ごす2日間。児童たちは、胸を躍らせながら、色とりどりのスカーフを風になびかせ、笑顔で出航しました。

「うみのこ」は今年度、あわせて102回航海し、県内236校・およそ1万3400人の児童を乗せる予定です。

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