指導を自粛していた総監督がテクニカルアドバイザーとして指導に復帰しました。
熊本県立大津高校サッカー部ではおととし(2022年)1月、当時所属していた男子生徒が、先輩や同級生から全裸で土下座を強要され、その様子がスマートフォンで撮影されていました。
県の教育委員会はこれを「重大事態」と認定し現在も、第三者による調査が続いています。
この問題を受け、宇城市の教育長でもある平岡和徳(ひらおか かずのり)総監督は、去年(2023年)10月から指導を自粛していました。
大津高校によりますと、平岡氏は4月1日付で総監督から退き、新たに監督の下で選手や顧問に指導や助言をする、テクニカルアドバイザーに就任して、指導に復帰したということです。
復帰理由について学校は、「カウンセリング体制を強化するなど改善に取り組み、県などと相談して判断した」としています。