ネットで知り合った女子中高生3人にわいせつな行為をしたり、わいせつな写真や動画を撮影、送信させたりしたとして、兵庫県警少年課と三田署は24日までに、不同意性交や不同意わいせつ、児童買春・ポルノ禁止法違反（製造）などの疑いで、住所不定無職の男（35）を逮捕、送検し、捜査を終えた。同署などは、起訴済みの5件を含む被害13件を裏付けた。
逮捕、送検容疑は昨年7～10月、チャットアプリで知り合った県内の当時中学2年生（13）と当時高校2年生（17）、埼玉県の当時高校1年生（15）に、体を触るなどのわいせつな行為をしたり、わいせつな写真や動画を撮らせて送信させたりした疑い。いずれも否認しているという。
同署によると、昨年10月14日午後1時20分ごろ、通行人の女性から「成人の男が少女を連れてカラオケボックスに入っていった」と三田駅近くの交番に届け出があり、同署員が職務質問すると、男が「抱きついた」などと話したため、現行犯逮捕した。男のスマートフォンとUSBメモリーからは、数万点のわいせつな写真や動画が見つかったという。
