中国不動産の碧桂園、元建て債3銘柄の初回支払い延期へ

[24日 ロイター] - 経営難の中国の大手不動産開発業者、碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)は、元建て債3銘柄の支払いをさらに延期し9月とすることで社債保有者の承認を得たと明らかにした。資金調達の時間的猶予を確保する。

碧桂園は昨年9月、元建て債8銘柄、総額108億元(14億9000万ドル)の満期を3年延長することで債権者の承認を得ていた。

碧桂園は今回合意した3銘柄について、初回の元本支払いと利息の支払い期限がもともと3月と6月だったとロイターに明らかにした。

中国メディアは、昨年最終決定された満期延長計画に基づく支払いが2銘柄で今月すでに延滞しており30日間の猶予期間に入ったと伝えた。

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