東急東横線の「Qシート」2本増発、対象車両は「5号車のみ」に変更 5月サービス内容を一部変更

東急電鉄は24日、東横線の「Qシート」サービス内容を変更すると発表しました。

「Qシート」は東急大井町線で2018年に始まった有料座席指定サービス。東横線には2023年8月から導入。平日夕夜間に運転する5050系(10両編成)の一部列車の「4・5号車」にロングシート・クロスシート転換車両を入れ、運行時は当該の号車のみクロスシートに切り替えて販売しています。

東急電鉄は2024年5月7日(火)から、渋谷18時35分発(183号)・19時05分発(191号)を新たに設定し、「Qシート」の運転本数を1日7本に変更します。ただし「Qシート」対象車両をこれまでの「4・5号車」から「5号車」のみとします。

4号車は「Qシート」のラッピング車両を用いますが、運行時はロングシートのままとし、列車指定券なしで利用できるようにします。今後、東横線「Qシート」利用時は5号車渋谷方面寄りの扉から乗車するようになるようです。

東急電鉄は、これまでも東横線の「Qシート」半額などのキャンペーンを展開してきました。東急広報によりますと、今回のサービス内容変更は利用状況に鑑みたものであると同時に、前後車両の混雑緩和を図り、よりニーズと状況にあったサービスの提供のために行うものとのことです。

© 株式会社エキスプレス