自転車とヘルメットはワンセット 着用促進へモデル校認定 トラック協会が650個贈呈

とちぎテレビ

ヘルメットの着用を努力義務とした県の自転車条例が施行されて今月で2年です。高校生の着用率を上げようと、栃木県は4月24日推進役となってもらうモデル校10校を認定しました。

多くの高校生にかぶってもらおうとデザインも重視した自転車用のヘルメット。高校生を交通事故から守るため栃木県トラック協会から県に650個が贈られました。

ヘルメットの着用率は去年7月に初めて行われた全国調査で栃木県は13・2%と全国平均の13・5%を下回っています。

条例の施行を受けて高校生のヘルメット着用を促進しようと県は2年前からモデル校を認定していて、今年度は宇都宮や大田原、佐野清澄など10校が認定されました。認定式では福田富一知事と栃木県トラック協会の石塚安民会長などからモデル校の代表生徒に認定証とヘルメットが渡されました。

福田知事などは自分の命を守るためヘルメット着用の輪を広げてほしいと呼びかけ、モデル校になった生徒たちの取り組みに期待を寄せていました。

【モデル校】宇都宮、宇都宮東、上三川、学悠館、佐野東、大田原、那須清峰、宇都宮青葉高等学園、佐野清澄、星の杜

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