”トクリュウ”実態解明も 福岡市天神の犯罪に新組織で対応

増加する福岡市天神での犯罪や、「警固界隈」、その情報分析などにあたります。

警察によりますと、福岡市天神などの繁華街では、大麻をはじめとする薬物の使用・所持、違法風俗営業などの摘発や、「警固界隈」と呼ばれる少年らの補導件数が増加傾向にあります。

中央警察署では繁華街での犯罪に、部署の垣根を越えて対応しようと、捜査情報の集約や分析を行う新しい組織が、24日から活動を始めました。

また、こうした犯罪増加の背景には、SNSなどを通じて離合集散を繰り返す、「匿名・流動型犯罪グループ」、通称“トクリュウ”の存在があるとして、実態解明を進めます。

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