最後の茶摘み 来年閉校の八女市・川崎小学校で

お茶の名産地・八女市の小学校にある茶畑で24日、茶摘みが行われました。

小学校は今年度で閉校、最後の茶摘みです。

八女市立川崎小学校には約230平方メートルの茶畑があり、70年ほど前から児童らが茶摘みをしています。

24日は雨のやむのを待って、全校児童33人と地域の住民らが新芽輝く茶畑に入りました。

4年生は「自分で摘んだお茶は美味しいしあったかい感じがします」と話しています。

また参加した卒業生は「私も子どもも孫も」「去年今年と久しぶりに」と楽し気な表情を見せていました。

八女市では、小中学校の統合が進められています。

川崎小学校は、来年3月に約150年の歴史に幕を下ろし、今回が最後の茶摘みとなりました。

1か月後には製茶されて、子どもたちや地域に配られるほか、校内でも飲まれるということです。

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