いくら「お客様」と言えど、やはりマナーは守らなければなりません。
何より、他のお客さんに迷惑行為をされてしまっては、運営側も困りますよね。
そこで今回は、知人女性から聞いたファミリーレストランを訪れた際に遭遇した迷惑客のエピソードを紹介します！
休日のファミレス
休日ということもあって、夫と子どもを連れてファミレスに向かった知人女性。
そこで美味しい料理を味わいながら、楽しく談笑していると、急に横に座っていた女性客に声を掛けられました。
「すみません！ お宅のお子さんがドリンクバーを利用しているのを見ていたら、うちの子が羨ましがっちゃったんで、コーラを汲んできて頂けませんか？」
一瞬、何を言われているのか理解出来ない知人女性でしたが、つまりドリンクバーの無断利用だと腑に落ちました。
ドリンクバーの利用料金を支払っていないにも関わらず、知人女性達に回し飲みを頼むなんて、あまりにも悪質ですよね！
逆切れする女性客
「それは出来ません」と知人女性が断ると、女性客は逆切れし始めました。
「はぁ？ 子どもがこんなに欲しがってるのに、あなたそれでも同じ母親なんですか？」
自分勝手な主張を繰り返す女性客にたじろいでいると、ファミレス店員さんが席に駆け付けてくれました。
それ程までに、女性客の騒ぎ声が大きかったのでしょう。
ですが店員さんを前にしても女性客が沈静化する様子はなく、それどころか「ドリンクバーで1杯や2杯、多く飲まれたって、店も別に平気でしょ？」などと言っているから、呆れてしまいます。
お店からの労わり
勿論、女性客の主張が通ることはなく、店員さんも「それは困ります」と説明します。
すると女性客は「もういい！ こんな店に来ない！」と言って、そのまま急に席を立ちあがりました。そうやって勢い良く席を立ったはいいものの、あまりに騒ぎ過ぎたせいで、店中の視線が彼女に集まっています。
さすがに注目を浴び過ぎて、バツが悪かったのか、最後は女性客も真っ赤になりながら会計を済ませて店を出て行きました。
今回の件で知人女性達は少なからずショックを受けましたが、お店から「すぐに止めに入れずに、申し訳ございませんでした」と言って、ファミレスの割引券を頂いたそうです。
女性客には困りましたが、店員さん達の温かい気遣いに触れて、知人女性もハッピーな気持ちで帰宅しました。
お店としても、あの女性客には二度と来て欲しくないのが本音でしょうね！
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター：六条京子
