中森明菜、セルフカバー第4弾は『北ウイング-JAZZ-』 ファン「アレンジが格好いい」「大人の魅力」

中森明菜【写真:X(@akinan_official)より】

カメラに向かってお茶目な姿も

歌手の中森明菜(58)が24日、公式YouTubeチャンネルを更新し、1984年リリースのヒット曲『北ウイング』を披露している。

ワーナーミュージック・ジャパンは今月1日、デビュー42周年記念日の5月1日まで毎週水曜日、明菜が5週連続でセルフカバーの動画を公開する企画を発表。3日に第1弾『TATTOO』(88年)のジャズバージョンを配信しており、10日に第2弾『BLONDE』(87年)、17日に第3弾『ジプシー・クイーン』(86年)を公開。前3曲同様に『北ウイング』もジャズバージョンで歌っている。

明菜は2017年末から長期療養をしていたが、昨年12月24日にYouTubeチャンネル開設。アップされた6分26秒のモノクロ動画には、レコーディングをする明菜の姿がモノクロで映し出された。その際も、『北ウイング』(84年)を『北ウイング-CLASSIC-』と題して、歌っている。作曲家・林哲司氏の『林哲司50周年記念トリビュートアルバム サウダージ』(昨年11月8日発売)に収録した時のものだった。

この日公開の『北ウイング-JAZZ-』に関しては、『北ウイング-CLASSIC-』と同じくスローテンポだが、より低音でしっとりと歌い続けている。終始、座っての歌唱だったが、動画の終盤には微笑むシーン、カメラに向かって右手人差し指をクルクル回すお茶目さ見せていた。

24日午後7時の時点で、セルフカバー4曲の再生回数は、『TATTOO』(約566万回=3週間)、『BLONDE』(約314万回=2週間)、『ジプシー・クイーン』(約434万回=1週間)、『北ウイング』(約33万回=9時間)と高数値を記録。『北ウイング』の歌唱について、ファンはネット上で「ジャズの北ウイングもいい」「アレンジが格好いい」「大人の魅力たっぷり」などの声を上げている。

残すは1週間後の1曲だが、明菜は59歳の誕生日となる7月13日に合わせ、ファンクラブ会員を対象にしたイベントを開催する予定。実現すれば、約6年半ぶりのステージになる。ENCOUNT編集部

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