創造的復興プランを効果的に 第一回「ミライカイギ」開催

幸福度日本一に向けた「石川県成長戦略」や、能登半島地震の「創造的復興プラン」をより効果的なものにするための会議がきょう、県庁で開かれました。

「ミライカイギ」と題し、医療従事者など民間からも委員が参加して行われたこの会議。

初回のきょうは能登半島地震の復興に向けた「創造的復興プラン」の骨子案について意見が交わされました。

春蘭の里・多田 真由美 代表理事:

「県外や金沢に残っている人がとても多いので、能登に帰ってくる人が増えるような仕組みを作っていただければうれしい」

珠洲市総合病院・出島 彰宏 内科医長:

「珠洲市で小児科医は確保できているが、将来を考えた時に少子化で撤退することがあると夜間に病院にかかりたいという場合、七尾まで1時間半かけて通院しなければならなくなると、子育て世代は住み続けることができなくなってしまう」

きょうの意見は最終案の策定に向け、反映されるということです。

委員の任期は2年間で、次回は夏ごろに開催される予定となっています。

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