衆院東京15区補選 北村晴男弁護士が日本保守党の応援入り 若い女性候補の乱立に「政党の心根がケシカラン」

(左から)百田尚樹代表、北村晴男弁護士、飯山陽氏

弁護士の北村晴男氏が24日、衆院東京15区補選(28日投開票)に日本保守党から立候補している飯山陽氏が富岡八幡宮前で行った街頭演説会で応援に駆け付けた。

選挙中、2度目の応援入りとなった北村氏は「この選挙で最初に驚いたことがある。候補者がズラッと並んだ写真なり動画を見た時、アレ? 日本の選挙は若くてキレイな女性ばかり立てるようになったの?」とチクリ。9人の候補者中、女性は飯山氏のほかに参政党が吉川里奈氏、維新が金沢結衣氏、立憲が酒井菜摘氏を擁立している。飯山氏以外は、いずれも30代だ。

北村氏は「若くてキレイな女性がいけないと言っている訳ではない。その人を推す政党の考え方にどうなんだと言いたい。候補者が悪いんじゃない。知られていなくても若い女性ならば、容姿でもって、見てくれで、つかまえることができるんじゃないかと考えている既成政党の姑息な発想が見てとれるから、なんだこれはと思った。政党の心根がケシカラン」とシャウトした。

その後もテレビが世論をつくるワイドショー政治をぶった切るなど〝絶口調〟で、演説は20分にも及んだ。聴衆を引き付ける演説上手に飯山氏は「やっぱり東京15区、考えてみると、私じゃなくて北村さんの方がいいんじゃないか」と笑わせていた。

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