《4月24日は「マキノの日」》富太郎博士の誕生日に特別イベント 牧野植物園入園無料【高知】

きょう4月24日は牧野富太郎博士の誕生日。県立牧野植物園では入園料が無料となり特別イベントが行われました。

牧野植物園は2016年から牧野博士の誕生日・4月24日を「マキノの日」と定めて無料開園をしています。

24日は雨となりましたが、こんこん山広場ではキンギョソウやルピナスの仲間など春の花が咲き乱れ、訪れた人が園内の散策を楽しんでいました。

香川からの来園者:Qいかがですか?
「色とりどりの花もあって、雨やからどうかなと思ったんですけど、心が洗われるというか楽しんでますね」

さらに本館ではこんなスペシャルな催しも…。きょう限定で普段は見ることの出来ない標本室が公開されました。

中川 哲記者:
「この部屋には牧野博士や職員が集めた、世界中の植物の標本34万5000点が収蔵されています」

ツアー客は標本作りを見学しました。植物を固定するこの特殊なテープは熱が加わることで土台の紙に接着します。

牧野植物園職員:
「植物には留めていないんです。なのでカッターですっすっと切ったら植物が外せる。裏も表も見れる」

ドラマ効果ですっかり全国区になった牧野植物園を多くの人が楽しんでいました。
大阪からの来園者:
「珍しい草花がいっぱいあるし、その名前が分かるので、すごい楽しい」

5月12日まで牧野博士の生涯を辿る企画展「牧野富太郎物語」が、19日までフラワーイベント「まきの花図鑑」が開催されていて、今年のゴールデンウィークも盛り上がりそうです。

© 高知さんさんテレビ