熊本県職員出身の副知事2人就任は県政史上初めて 竹内副知事と亀崎副知事が意気込み語る

熊本県職員出身の副知事が2人同時に就任するのは県政史上初めてです。

24日付で就任した竹内 信義副知事と亀崎 直隆副知事が会見を開き、意気込みを語りました。

【竹内 信義 副知事】
「農林畜水産業の振興について地域を支える基幹産業なので、ここを元気にすることで県全体の元気につながる」

竹内 信義副知事は、1989年に県職員となり、財政課長や農林水産部長を歴任。

副知事として総務部や農林水産部、企画振興部の地域振興局などを担当します。

竹内副知事は24日の会見で、台湾の半導体製造大手TSMC進出の効果を県全域に波及させられるよう「県内の市町村と連携し、地域振興にもしっかりと取り組みたい」と述べました。

【亀崎 直隆 副知事】
「これまでの土木技術者としての知識、経験をフルに生かしながら現場主義を徹底し、全力で取り組んでいく」

一方、亀崎 直隆 副知事は1987年に県職員となり、球磨川流域復興局の土木技術審議監や土木部長を歴任。

副知事として土木部や企画振興部の交通政策、球磨川流域復興局などを担当します。

亀崎副知事は「待ったなしの課題となっている交通渋滞の解消に向けて、国や熊本市と連携しながら政策を進めていきたい」と話しました。

なお、危機管理や議会、人事については両副知事で当たるほか、豪雨災害からの創造的復興や半導体関連産業の集積などについても2人で対応します。

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