大谷翔平の衝撃弾より… 地元・LAタイムズは救援陣の5回無失点をたたえる「5つのガチョウの卵のよう」

特大本塁打を放った大谷翔平だったが…(ロイター=USA TODAY Sports)

大谷翔平(29)の衝撃弾よりも地元紙にとっては、ブルペン陣の踏ん張りの方が驚きだったようだ。

23日(日本時間24日)のナショナルズ戦(ナショナルズ・パーク)で大谷が2点リードの9回、自己最速の打球速度191キロ、飛距離137メートルの特大6号ソロを放ち4―1での勝利に貢献した。

地元紙「LAタイムズ」電子版は「ドジャース、ブルペン陣の奮闘でナショナルズに勝利」とのタイトルでジャック・ハリス記者の記事をアップした。

同記事ではド軍が試合前時点で13勝11敗とナ・リーグ西地区首位ながら苦戦している原因をブルペン陣に見いだすと、「苦戦していたドジャースのブルペンがスコアボードに5つのガチョウの卵のように0、0、0、0、0と置いた」と独特の表現でたたえた。

ドジャースのネックはチーム防御率4・00の投手陣。ベッツ、大谷、フリーマンとメジャー屈指の上位打線をそろえながら、救援陣の不振が続き逆転負けするケースも多かった。

同記事は「デーブ・ロバーツ監督も『今夜のブルペンは本当に良かった』と語った。リリーバーのマイケル・グローブ、アレックス・ベシア、ダニエル・ハドソン、エバン・フィリップスの活躍で、ドジャースは序盤の攻撃の停滞を乗り越え、後半は僅差のリードを守り切った」と救援陣をほめた。

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