イラン大統領、16年ぶりにスリランカ訪問 「関係強化の用意」

Uditha Jayasinghe

[コロンボ 24日 ロイター] - イランのライシ大統領は24日、スリランカを訪問し、同国などアジア諸国との関係を強化する用意があると述べた。

イラン大統領がスリランカを訪問するのは16年ぶり。今回の訪問で両国は5つの覚書に調印する予定。

ライシ氏は技術サービスやエンジニアリング・サービスを通じてスリランカの開発プロジェクトを支援すると表明。「全てのアジア諸国、近隣諸国、主権国家、独立国家との二国間関係をさらに拡大する用意が全面的にある」と述べた。

スリランカのウィクラマシンハ大統領は「強化すべきだというのがわれわれの共通点だ」とし「われわれは全て(グローバル)サウスの国々だ。サウスは独自のアイデンティティーの確立と自立を望んでいる」と述べた。

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