「イルカと人が共生」天草市で新たな取り組み始まる【熊本】

イルカと人が共生できる環境を整えようと新たな取り組みが始まります。

ことし3月に発足した天草市五和町でイルカウオッチングの運営会社6社でつくる『天草市イルカウオッチング事業者チーム』は、客と周辺の漁師の安全確保や野生のイルカが生息しやすい環境づくりなどを目的に、漁船から100メートル以上の距離を空けて操船することなどを決めました。

また、ビーチクリーンイベントの実施やイルカが生息するのに必要な魚を育てるため、漁協と協力し、藻場の再生などにも取り組みます。

このためにことし7月1日からイルカウオッチングの乗船券とは別に、『環境保護費』として、1人当たり500円徴収するということです。

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