“命を守る行動”必要な危険な暑さ想定『熱中症特別警戒アラートの運用開始』…基準は暑さ指数35

「熱中症特別警戒アラート」の運用が、24日始まりました。
命を守る行動が必要な危険な暑さが想定されています。

24日運用が始まった熱中症特別警戒アラート。
すでに3年前からスタートしている熱中症警戒アラートとの違いは、基準となる暑さ指数と観測地点です。

気温に加え、湿度、輻射熱などを要素とする暑さ指数が35。
県内9つの観測地点すべてで、それを超えると予測された場合に発表されます。

暑さ指数35とは、どんな暑さなのでしょうか。

県内で記録的な猛暑となった今年、警戒アラートは29日間発表されました。
しかし、そのいずれも暑さ指数が35に達したことはありません。
つまり、熱中症特別警戒アラートが発表されるのは警戒レベルの最上級、過去に例がないような危険な暑さが予想される場合です。

発表のタイミングは前日の午後2時。
環境省が都道府県単位で発表し、その情報は県や市町村を通じて、またBBT富山テレビなどの報道機関を通じて住民に伝達されます。
特別警戒アラートの今年の運用期間は、警戒アラートと同じ、24日から10月23日までの半年間です。

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