甘いトマトの売上の一部を島根県のがん対策に 生産する企業と販売するスーパーが連携

出雲市の会社が生産するトマトの売上の一部を、島根県がん対策募金に寄付することになり、関係者が島根県庁を訪れ、丸山達也知事に報告しました。

トマトの名前は「だんだんとまと」。

ガラスやサッシなどの卸販売を行っている出雲市の福間商事が、2016年から生産しています。

この度、福間商事と地元のスーパー2社が連携し、「だんだんとまと」の売上の一部を、島根県が取り組んでいる「島根がん対策募金」に、寄付することになりました。

「だんだんとまと」は、「フルティカ」という品種で、出雲市内の農場で、年間、およそ10トンを生産。

特殊なフィルムを使って栽培し、糖度が高いのが特徴です。

福間商事 福間正純 代表取締役社長「特に、小児がんに力を入れているということで、小児がん対策・支援に活用してもらえれば」

島根県健康福祉部 がん対策推進室 山﨑裕子室長「(小児がん患者は)治療もしながら、学習環境も整えていかないといけないという課題もある。そういったところで活用ができれば」

島根県の小児がん患者の支援につながる「だんだんとまと」は、出雲市や松江市などにあるスーパー、「みしまや」と「藤増ストアー」、合わせて15店舗で販売されています。

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