高校生のアイデアで地域活性化 岐阜県瑞穂市と城南高校が協定 富有柿使った商品開発など目指す

連携協定を結んだ瑞穂市の森和之市長と城南高校の林博康校長、生徒ら=24日午後、瑞穂市役所

  瑞穂市と岐阜市にある城南高校は24日、食を通した地域活性化やSDGsの推進に向け、さまざまな分野で包括的に協力する連携協定を締結しました。

  この協定では、「地域活性化」や「SDGsの推進」「食育」などで包括的に協力し、高校生の自由な発想を生かして地域の発展を目指します。

  24日、瑞穂市役所で行われた締結式では、瑞穂市の森和之市長と城南高校の林博康校長が協定書を交わしました。

  森市長は「食文化は地域おこしや地域の活力につながる。高校生の力をまちづくりの活力にさせていただきたい」と、林校長は「学校では、料理を食べていただく方や食材への思いを大事にしている。生徒が力をつけていけるように取り組んでいきたい」と期待を示しました。

  今後は、瑞穂市発祥の富有柿を活用した商品開発をはじめ、料理やお菓子のレシピ制作、市内のイベントでのブース設置などを目指していくとしています。

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