マカオグランプリ博物館にレゴ®の実物大F3マシンが新登場

マカオグランプリの新たな常設展示物としてお披露目されたレゴ®の実物大F3マシン(写真:MGTO)

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は4月24日、マカオ半島新口岸地区にあるマカオグランプリ博物館でレゴ®スピードチャンピオンズ特別展のオープニングセレモニーを開催し、同館の新たな常設展示物となるレゴ®の実物大フォーミュラ3(F3)マシンのお披露目を行った。

 同局によれば、この新展示物はマカオグランプリ博物館とレゴ®香港が初めてコラボレーションし、レゴ®認定プロの洪子健(アンディ・ハン)氏が設計及び組み立てを担当。現行のFIAフォーミュラ3モデルをベースとし、30万個以上のレゴ®パーツを使用し、およそ7週間かけて制作されたもので、デザインの特徴として、マカオらしい緑色をメインに、マカオを象徴する蓮の花の模様が施され、またマカオ特別行政区の成立(マカオ返還)25周年を記念して「25」の数字を配したことを挙げた。

レゴ®スピードチャンピオンズ特別展の会場イメージ(写真:MGTO)

 同展の開催期間は(2024年)8月31日まで。来場者がレゴ®を使ってレーシングカーを組み立てる体験なども楽しめるという。

 同館は毎年11月にマカオで開催されるモータースポーツの祭典「マカオグランプリ」をテーマにしたミュージアムで、2021年に大規模改装及び拡張リニューアルオープンし、新たな観光スポットとして注目を集めている。

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