米ミズーリ州セントルイスのマクドナルドで、店員を暴行した男が逮捕、起訴された。被害者は、頭蓋骨などを骨折する重傷を負った。
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セントルイスに住むジョニー・リックス被告(25)は、第二級暴行、器物損壊の罪で逮捕、起訴された。
被告は保釈金を納め、すでに釈放されているが、事件現場のマクドナルドおよび被害店員らへの接近禁止命令が出されている。
地元メディア によると4月7日(現地時間)、15歳の女性店員らが働いていたところ、被告を含む集団が入店。彼らは、店内にあったトレイやメニューボードを破壊し、少なくとも4人の店員にツバを吐いたという。
事件は、店員が被告を含む友人グループに、店から立ち去るよう忠告した後に起きた。
SNSに投稿された映像 には、被告が女性店員の髪を引っ張り、頭部を踏みつける様子が映っている。
「ドライブスルーで大声で不愉快なことをしていたので、『注文を取りたければ中に入ってください』と言ったんです」
「まさか、こんなことになるとは想像もしていませんでした」
女性の母親は事件後、Go Fund Me で女性のケガの状況を説明し、医療費の援助を求めた。
店員は病院に搬送されたが、頭蓋骨および鼻骨骨折、前頭葉損傷、脳震とうと診断され、4月17日に手術を受けた。手術は無事成功したという。
店舗のオーナーを務める男性は、「従業員とお客さまの安全を確保することが最優先です」「セントルイス郡警察の捜査に全面的に協力しています」と声明を発表。
警察 は捜査を継続し、事件の目撃者や、暴行を加えたとされる他の容疑者の行方を追っている。