【料理研究家の絶品レシピ】ひき肉、鶏肉があったらコレつくって!「ハンバーグとごぼうのトマト煮込み」「鶏のスタミナ塩から揚げ」

大満足のメインはべんとうでも主菜に!ごぼうの香りのトマトソースがうれしいハンバーグとごぼうのトマト煮込みと、ボリュームばっちりの鶏のスタミナ塩から揚げのレシピをご紹介します。添えた野菜でバランスも◎。

ハンバーグとごぼうのトマト煮込み

ごぼうの香りのトマトソースがしみてハンバーグがしっとり&ふっくら!

●材料(4人分)
合いびき肉…500g
新玉ねぎ…1個(200g)
[A]
パン粉……1カップ(40g)
溶き卵…1個分
牛乳…大さじ4
塩…小さじ1/2
こしょう…少々
ごぼう…1本(160g)
サラダ油…大さじ1/2
[B]
トマト水煮缶(カット)…1缶(400g)
みりん…大さじ3
塩…小さじ1
こしょう…少々
ローリエ…1枚

●作り方
(1)肉だねをまとめ、ごぼうを切る
玉ねぎはみじん切りにして耐熱皿に広げ、ふんわりとラップを掛け、電子レンジで約5分加熱し、さます。ごぼうはささがきにしてさっと水にさらし、水けをきる。ボウルにひき肉、[A]、玉ねぎを入れ、粘りが出るまで練り混ぜる。8等分にして、空気を抜きながら小判形にまとめる。

(2)焼く
フライパンに油を中火で熱し、(1)のハンバーグを並べ入れて約2分焼き、こんがりとした焼き色がついたら返し、約2分焼く。

(3)煮る
(2)のフライパンの余分な脂を拭き、[B]、水100ml、ごぼうを加え、煮立ったらふたをして弱火で約20分煮る。
(熱量459kcal、塩分2.7g)調理時間:45分

【POINT】

べんとうの主菜にするならゆで野菜を添えるだけでOK。ごぼうのささがきで、すき間が埋められる。

鶏のスタミナ塩から揚げ

から揚げのときは一緒に野菜も揚げれば副菜を作らなくてもすむのでラク

●材料(4人分)
鶏ももから揚げ用肉…600g
かぼちゃ…1/4個
アスパラガス…6本
[A]
酒…大さじ3
塩…小さじ1 1/3
こしょう…少々
おろしにんにく…小さじ1/2
しょうが汁…大さじ1
薄力粉、片栗粉…各大さじ5
揚げ油…適量

●作り方
(1)下ごしらえをする
鶏肉は[A]をもみ込み、室温に約20分おく。かぼちゃは長さを半分に切って幅1.5cmのくし形切りにし、アスパラガスは根元の硬い部分の皮をピーラーでむいて、長さを3等分に切る。

(2)鶏肉にころもをつける
バットに薄力粉と片栗粉を入れて混ぜ、(1)の鶏肉1切れずつにしっかりとまぶす。

(3)揚げる
フライパンに油を深さ2cmほど注いで中温(170℃)に熱し、かぼちゃは2分30秒、アスパラガスは約30秒揚げ、油をきって塩少々をふる。続けて(2)を入れ、ときどき返しながら約6分揚げ、強火にしてさらに約1分揚げて、油をきる。
(熱量499kcal、塩分2.7g)調理時間:45分

<この特集のレシピについて>
・野菜は特に表記のない限り、よく洗い、しん、へた、わた、種、根元、石づきを除いてから調理してください。
・肉、魚は水けを拭いて、鶏肉は余分な脂や筋を除いてから調理してください。
・フライパンは、直径28cmのフッ素樹脂加工のものを使用しています。
・電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
・IHクッキングヒーターをご使用の場合、揚げものをするときは、各メーカーが指定する油量を必ず守って調理してください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
・気温の高い時季はべんとうが傷みやすいので注意してください。気温25℃以上の日には生野菜を避け、卵、肉、魚類にきちんと火を通すことをおすすめします。

※熱量、塩分はそれぞれ1人分で表示しています。
※塩分の摂取量の成人1人当たりの1日の目安は、男性は7.5g未満、女性は6.5g未満です。

<教えてくれた人>
市瀬悦子さん
料理研究家。作りやすいご飯に合うおかずが大人気。著書『食材2つで大満足弁当』も好評発売中。

参照:『サンキュ!』2024年5月号「べんとうにも使えるおかず」より。掲載している情報は2024年3月現在のものです。調理/市瀬悦子 撮影/野口健志 熱量・塩分計算/本城美智子 構成・文/春日井富喜 編集/サンキュ!編集部

サンキュ! 2024年 6月号 [雑誌]

ひと回り小さくて内容はそのままの「ミニ版」も販売中!

『サンキュ!』バックナンバーも好評発売中!

© 株式会社ベネッセコーポレーション