若手社員、社会人としての行儀・作法・気遣いを学ぶ 秋田市でビジネスマナー講習会

社会人として必要なマナーを身に付けてもらおうという講習会が24日、秋田市で開かれ、秋田県内の企業に勤める若手従業員が、相手と信頼関係を築く作法などを学んだ。

講習会は、秋田銀行が毎年この時期に開いていて、30社から57人が参加した。

テーマは「信頼関係を築くビジネスマナー」。相手に寄り添った立ち居振る舞いなど、社会人に求められる「行儀・作法・気遣い」を学んだ。

名刺交換のやり方について講師は「名刺を差し出したあと、相手の名刺入れの上に置く。右手で差し出し、左手で受け取る」と指導。名刺は「相手の分身」と捉え、「胸の高さ」を意識して交換すると心得を説いた。

参加者(食品業):
「立場が上の方と接するとき、お辞儀をどうしたらいいのか、いつ座ったらいいのか。和やかに対応できる人になりたい」

参加者(不動産業):
「お辞儀の種類など、いまいち分かっていなかった。あいさつを見直して、お客さんの前で実践したい」

なお、秋田銀行は4月から新たに、企業向けに「社員研修サービス」も始めている。

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