横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦。PK戦に持ち込まれる死闘を制し、決勝進出を決めている。
敵地での第1レグを0-1で落としたなか、13分に植中朝日のゴ―ルで先制した横浜は、21分にアンデルソン・ロペスの一撃、30分に植中のこの日2点目で加点。リードを広げる。
しかし、35分にセットプレーからマテウス・サレスのヘッドで失点すると、39分にはボックス内でDF上島拓巳がハンドを犯し、一発レッドで退場。このPKをダリヤン・ボヤニッチに決められ、アグリゲートスコア3-3に追い付かれる。
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その後の81分間は、数的不利の中で猛攻を受けながらも、延長戦を含めてゼロで凌ぎ、PK戦では5人全員が決めて5-4で勝利。見事にファイナル進出を決めた。
韓国メディアはこの結果に落胆。『スポーツ朝鮮』は「0-3→2-3→4PK5で涙。11人の蔚山と10人の横浜。狂気のドラマは悲しい結末。ACL決勝行きに挫折した」と報じた。
また、『InterFootball』は「蔚山、一人退場の横浜と120分の血闘終了。PK戦で衝撃の敗北。決勝行きは打ち砕かれた」と伝えている。
数的優位を活かせず、圧倒的に攻め込みながらの敗北に、衝撃が広がっているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部