【中国】1~3月の輸入車4%減、日本車は6割増[車両]

中国自動車業界団体、全国乗用車市場信息聯席会(CPCA)の崔東樹秘書長は23日、中国の2024年1~3月の自動車輸入台数が前年同期比4%減の約15万6,000台だったと発表した。日本からの輸入は63%増え、国別で最多となった。

輸入車のうち、乗用車は4%減の15万2,267台。内訳はガソリン車が10%減の12万790台、ハイブリッド車(HV)は32%増の1万8,314台、電気自動車(EV)は12%増の7,361台、プラグインハイブリッド車(PHV)は4%増の4,594台だった。

トラックは1%減の3,785台、バスは2.3倍の196台となった。

輸入元別では、日本からが63%増の4万4,586台で最多。前年同期に首位だったドイツからは35%減の3万6,175台と振るわず、2位になった。3位の米国からは9%減の2万4,191台だった。

ガソリン車ではドイツからの輸入が最も多く、HVは日本からが最多。EVはドイツ、米国、日本の順で、PHVは米国、日本と続いた。

月別で見た輸入車の台数は、1月が前年同月比8%減の約5万6,200台、2月が5%増の約4万7,100台、3月が7%減の約5万3,000台だった。

© 株式会社NNA