【韓国】蔚山市に車体成型工場、現代自が26年量産へ[車両]

韓国完成車大手の現代自動車が、1兆ウォン(約1,130億円)を投じて蔚山市に車体成型工場を建設することが分かった。今年7月に着工して2026年の量産開始を目指す。

蔚山市と現代自は24日、このような内容を盛り込んだ投資覚書を交わした。車体成型工場では6,000トン以上のダイカストマシンで超大型のアルミを一体成型する「ハイパーキャスティング」と呼ぶ工法が適用される。同工法は、米電気自動車(EV)大手のテスラが「ギガキャスト」という名称で導入している。

現代自は蔚山工場内の約8万平方メートルの敷地に鋳造・加工工場や金型工場など、車体部品生産工場を建設する。工場建設や工場の運営により地域の雇用創出につながる見込み。

■蔚山市も積極支援

蔚山市は円滑な事業推進に向けて、現代自との協力を通じて許認可を迅速に進めるなど積極的に支援していく方針だ。

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