同じ中学校で生徒が相次ぎ自殺 遺族いじめ訴えも「重大事態」検討へ 横浜市教育委員会

神奈川・横浜市は、同じ市立中学校に通う生徒2人が相次いで自殺していたことを公表し、今後、いじめの「重大事態」としての調査を検討する方針。

横浜市教育委員会によると、2022年度内に市立中学校で生徒2人が相次いで自殺していたことを公表した。

このうちの1人は、遺族からいじめの訴えがあり、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」として扱う方向で調整していたところ、もう1人の生徒が自殺したという。

いじめによる自殺が起きた場合は、再発を防止するために速やかに「重大事態」として調査するよう法律で義務づけられている。

横浜市教育委員会は「遺族への配慮」を理由にいじめとみられる行為がどのようなものだったのかについては明かしておらず、今後、重大事態の調査を行うかを検討している。

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