ミーガン・ザ・スタリオン、職場でのハラスメントで訴えられる

ミーガン・ザ・スタリオンが「敵対的な職場環境」を作っていたとして起訴された。担当のカメラマンは、ミーガンのレズビアンセックスを見ることを強要させられたりしたという。ミーガンに雇われていたエミリオ・ガルシアさんがロサンゼルスで提出した裁判書類によると、ガルシアさんは2022年6月にスペインのイビザでのツアー中、SUV車に同乗していたミーガンと女性の恋人との性行為を見ることとなったそうだ。

2018年にミーガンと仕事を始めたビデオグラファーのガルシアさんは、ページ・シックスが23日(火)に明らかにした同書類の中でミーガンから、「見たことを絶対に口にするな」と注意されたことを明かしていもいる。

ガルシアさんは当時の出来事についてNBCニュースに対しこう振り返っている。「私は不快でした。動けない感じだったのです。ショックでした」「私の横でこの事を見せるというその厚かましさにです」

更にミーガンから罵倒されていたことも告白、太っていると揶揄され、「食べ物を吐き出せ」「お前は食う必要なし」と辛辣な言葉を受けたそうで、「自分の身体を愛すよう宣伝している人間がこのような言葉を聞き、貶められる気分でした」と続けた。

そして給与面では、毎月4000ドル(約62万円)から、仕事ごとに支払う契約に変更、かなりの減額となり、損失は6桁に上り、雇用手当を失ったそうだ。また怪我や病気を患ったほか精神面にも影響が出ていることから医療費もかさみ、ミーガンとの労働環境が原因の「不安、うつ、身体的苦痛」に現在悩まされているという。

昨年6月にレコードレーベル、ロック・ネイションから解雇されたガルシアさんだが、担当の弁護士はその原因が、ミーガンからの違法行為と未払いについてクレームを言ったことに直接の原因があると主張している。

リゾのハラスメント裁判も担当している弁護士ロン・ザンブラノ氏はこう話す。「ミーガンは我々のクライアントに支払うべきものを支払い、自分の行為を認め、そういったセクシャルハラスメントの類、ファットシェイミングの行為を止めるべきです」「彼女が別の女性とセックスしている間にエミリオが同じ車に乗っているなど起こるべき状況ではありません」「不適切という言葉は軽すぎます。雇用者にこのような行為を見せつけることは完全に違法です」

ガルシアさんはハラスメント及びその他の労働違反でミーガン・ザ・スタリオン・エンターテインメント社、ホット・ガール・ツアリング、ロック・ネイションを訴えている。

この訴訟に関してミーガンからのコメントはない状況だ。

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