レッドソックス、エースのベロが負傷者リスト入り 先発3本柱が揃って離脱

◆ ベロが負傷者リスト入り

現地時間24日、ボストン・レッドソックスはブライアン・ベロ投手(24)が右広背筋の張りにより15日間の負傷者リストに入ることを発表した。

ベロは昨季12勝を挙げた3年目右腕で、開幕前には最長2030年までとなる長期契約を結んだ。今季は開幕投手を務めるなど5試合に先発し、3勝0敗、防御率3.04という成績。現地時間19日のピッツバーグ戦では6回を投げ、僅か1安打に封じ無失点。今季3勝目を手にしていた。

ベロに代わってリリーフ右腕のザック・ケリーが今季初昇格。今季は3Aウースターで6試合に登板し、9回を投げて失点無し。ホールドとセーブを1つずつマークしている。

レッドソックスは今季MLB全体トップのチーム防御率2.60という数字を残し、先発投手に限ると防御率1.80と30球団唯一の1点台を記録。しかし、既に負傷者リストへ入っている先発ローテーション2番手のニック・ピベッタ、3番手のギャレット・ウィットロックに続き、エースのベロが離脱。苦境を強いられることとなった。なお、MLB40人枠内で負傷者リストに入っておらず、かつ今季マイナーで先発経験がある昇格候補は、残すところ上沢直之のみとなっている。

© 株式会社シーソーゲーム