「福田県政の継続は栃木県の力」 佐藤宇都宮市長、知事の6選出馬を支持

記者会見する佐藤市長

 今秋にも見込まれる栃木県知事選を巡り、佐藤栄一(さとうえいいち)宇都宮市長は24日の定例記者会見で「福田県政の継続は、本県がさまざまな困難を乗り越える力になる」と言及し、福田富一(ふくだとみかず)知事が6選立候補した場合に支持する考えを示した。

 5期20年にわたる福田県政について佐藤市長は「市町村重視を1期目から貫き、市町の要望をよく受け入れてもらった。風通しの良い県政だった」と評価。知事の後援会総連合会が3月末に6選出馬を要請したことについては「知事の実績の評価の表れ。やりたい人ではなくて、やってもらいたい人という点ではよろしいのではないか」と述べた。

 市長自身の進退に関しては従来通り「頃合いを見計らって、しっかり説明したい」と明言を避けた。

 福田知事と佐藤市長は共に5期目。過去5回とも同じ日程で選挙が行われている。

© 株式会社下野新聞社