7月期の木曜劇場は、松岡茉優さん主演のオリジナルドラマ『ギークス/GEEKS』(仮)が放送されます。松岡さんは、今作でフジテレビのGP帯連続ドラマ初主演となります。
タイトルにもなっている「GEEK(ギーク)」とは、言うなれば賢いオタク。
好奇心旺盛で、卓越した知識や技術を持っているのに、人間関係を苦手としている人たちのこと。
本作は、頭は切れるのに人間関係に難アリな警察署勤務の女ギークたちが、週末の井戸端会議で事件解決をスーパーアシストしてしまう、新感覚の“井戸端謎解きエンターテイメント”です。
3人のギークを演じるのは、松岡茉優さん、田中みな実さん、滝沢カレンさんの“ありそうでなかった”トリオ!
3人の女ギークが井戸端会議で事件解決をスーパーアシスト!?
今作は、ノー残業をモットーとする警察署勤務の3人の女ギークが、腕と好奇心とほんの少しの正義感で定時までに事件を解決する痛快エンタメドラマ。
それぞれ得意分野があり、松岡さん演じる主人公、西条唯(さいじょう・ゆい/29)は、優れた記憶力を持ち、物事の細部を即座に把握できる、高い証拠分析能力の持ち主。
田中さん演じる産業医・吉良ます美(きら・ますみ/35)は、プロファイリングもお手のものの心理分析のプロ。
滝沢さん演じる交通課員・基山伊織(もとやま・いおり/28)は、地域の情報すべてが頭に入っているほど地理に精通しています。
彼女たちは、毎週金曜にお決まりの居酒屋さんに集まっては、職場や人間関係の愚痴に花を咲かせるのが日課。
するとそこに、刑事たちが頭を悩ませているという、ある事件が持ち込まれます。3人のギークたちがちょっとした謎解きのつもりで、それぞれの知識をもとに捜査の違和感や矛盾点を指摘すると、やがて意外な事実が発覚…。
彼女たちの井戸端会議が、事件解決をスーパーアシストしてしまいます。
しかし、そんな知識の持ち主のギークでも、プライベートでは悩める普通の女性。事件解決の手柄には興味がない彼女たちにとっては、不器用すぎる恋愛や、コミュニケーション下手ゆえの人間関係のトラブルの方が難解すぎる大事件で…。
“はぐれ者トライアングル”が織りなす、キュートでちょっとだけこじらせた日常&痛快な謎解きストーリーが幕を開けます。
<役どころ紹介> <役どころ紹介>
松岡茉優さんが演じるのは、優秀だがクセ者の鑑識官の主人公・西条唯。
西条は、小鳥遊(たかなし)署の鑑識課に勤める鑑識官で、署内での証拠品の分析や管理を担当している女性。
優れた観察眼を持ち、一度見た指紋や足跡、靴などの特徴がすべて頭に入っています。頭脳明晰(めいせき)で優秀な鑑識官ではあるものの、ムダな労力を使うことが大嫌いで、やるべき仕事をこなしたらサクッと定時に帰ってしまうなど、泥臭い刑事の世界や古くさい警察組織の体質から一線を引いています。そのことから「正義感ゼロの鑑識官」と呼ばれることも…。
人との距離感に厳しく、無駄に仲良くなるのが苦手なのに、隣の部屋に謎のイケメンが引っ越してきて、やたらと西条に関心を示し始め…!?
松岡さんは、フジテレビの連続ドラマには、土ドラ『She』以来、約9年ぶり3度目の出演。今作がフジテレビのGP帯連ドラ初主演作となります。
田中みな実さんが演じるのは、心理分析のプロである吉良ます美。
吉良は、小鳥遊署の医務室に勤務している産業医。「人の心を見透かす医務室の魔女」という異名をとるほど人間心理を読むことに長(た)けており、行動や表情を見て、瞬時にその人の心の内を読み取ってしまいます。
初対面の人でも通りすがりの人でも遠慮なく親しげに話しかけるなど、人との距離感が麻痺(まひ)していて、仲の良い西条や基山にはズバズバと切り込んでいくことも。
イケメンが大好きで、「目の保養になる」と常にアンテナを張っていますが、その一方で本気の恋愛に対しては踏み込んでいかない事情があるようで…。
滝沢カレンさんが演じるのは、小鳥遊署・交通課に務める、基山伊織。
「地図だけが話し相手」と言われるほど、あらゆる道や時間帯ごとの交通量まで小鳥遊町の地理はすべて頭に入っており、日本全国の地理にも詳しい人物。
常に最短ルートを知っているので、逃走した容疑者を先回りして捕まえることもできます。3人の中では最も論理的で、曲がったことを許さないきまじめな性格。
22歳の妹と高校生の弟がいて、特に弟の進学を過剰に心配しては煙たがられています。
木曜劇場『ギークス/GEEKS』(仮)は、7月スタート!毎週木曜22時より、フジテレビで放送されます。
<松岡茉優 コメント> <松岡茉優 コメント>
――フジテレビのGP帯連ドラ初主演。オファーを受けたときは、どう思いましたか?
森安彩プロデューサーから、『ギークス/GEEKS(仮)』で描きたいことを聞き、私自身が「そんなドラマが今、見たかった!」と感じました。
こだわり強めの3人が織りなす会話劇は、台本を読んでいてもニヤニヤ、クスクスしてしまいます。ちょうど放送が木曜日ということもあり、放送を見てくださった方が「明日1日頑張って、あいつと飲みたいな」と気の置けない仲間のことを思い浮かべてもらえたらとてもうれしいです。
――台本を読んだ印象、今作の見どころは?
ゆるくて、けだるいのに、ドキドキする。そんなドラマを作れたらなと本読みのときに感じました。
私が演じる西条、田中みな実さんが演じる吉良、滝沢カレンさんが演じる基山は、それぞれどこかけだるげなのですが、誰かが本気で困っていたら、手を差し伸べられる実は温かい人たちだなと思っていて。
人としての温度はちょっと低めな彼女たちですが、なんだかんだ巻き込まれながら事件を解決していく姿が痛快です。
――西条という役を、どのように演じようと思っていますか?
ちょうど先日の撮影で感じたことがあって。西条はジグソーパズルのオタクなのですが、オタクだって興奮の仕方は千差万別。私もオタなので、自分が興奮しているときのテンションになってしまってはいけないなと自戒しました。
西条には西条の興奮の仕方があるのだと思い直し、西条さんはどんなふうに荒ぶるのかしらと考えるのが楽しかったです。
みなさんにも、“オタ”の部分がおありでしたら、共感してもらえるところも多いと思うので、好きなものに一直線な3人を楽しんでもらえたらうれしいです。
――田中みな実さん、滝沢カレンさんの印象は?
ずっと前に出会っていたような気がする、と勝手ながら思っています。お2人といると、妙に安心して、居心地がよいのです。
育ってきた畑の違う私たちなのですが、そのグルーヴ感をみなさまにも感じていただけたらうれしいです。
――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
刑事モノだけど、そこまで考察せずに、というと少し語弊があるやもしれませんが、遅めの夕飯でも食べながら、だらだら見てもらえたらうれしいです。そんなドラマをみんな本気で撮っています。
好きなものは好きでいいじゃん!嫌なものは嫌でいいじゃん!そんなふうに自分を肯定できるドラマにできるよう、スタッフ、キャスト一同、本気で頑張ります!
<田中みな実 コメント> <田中みな実 コメント>
――今作のオファーを受けたときは、どう思いましたか?
思いがけないタイミングでバタバタと出演が決まり、気づけば撮影に入っていたという感じでしたが、松岡茉優さん、滝沢カレンさんとどんな面白いことができるんだろう、と胸の高鳴りを覚えました。
――台本を読んだ印象、今作の見どころは?
仕事よりもやりたいことや生き方を堂々と優先し、人に嫌われることを恐れないギークスは笑ってしまうほど清々しい。頑張らないことの正義について、初めて考えさせられました。
――吉良という役を、どのように演じようと思っていますか?
本読みの際、監督に「色気が過ぎる」と、たび重なるご指摘をいただきまして…。意識的になくしても「まだ、少し感じる」とのことで、極端に振りきったところ、今回のキャラクターが生まれました。
――松岡茉優さん、滝沢カレンさんの印象は?
松岡さんは、3人の中で最年少でありながら、芸歴21年の頼れる座長。知識も経験も豊富で、想定していなかった動きや言い回しがシーンごとに飛び出します。
それでいて、ときに甘えん坊で無邪気。「わたし、2人には『まゆちん』って呼ばれたいです」と照れ笑いする様子は子どものようで、すっかり翻弄(ほんろう)されています。
顔合わせ兼本読みの日、セリフをすべて暗記してきた滝沢さん。
「絶対に絶対に絶対に迷惑をかけないように頑張るので、よろしくお願いします!」と深々頭を下げていましたが、迷惑どころか、カレンちゃんの存在がどれだけ現場を和ませているか。
真面目に一生懸命に芝居と向き合い、卓越したワードセンスで皆を笑わせてくれる、最高の役者です。
2人に会えると思うと、現場に向かう足どりが軽く、休みの日にも2人を思ってしまうほど。ギークスのチームワークにご期待ください!
――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
気楽に見てください。な〜んにも考えずに見てみてください。周囲と足並みをそろえず、他人の顔色をうかがわず、愛想笑いもしない。
代わりに、自分にとっての大切な人や時間には、とことん愛を注ぐギークスの潔さは痛快です。ぜひ、ご覧ください!
<滝沢カレン コメント> <滝沢カレン コメント>
――今作のオファーを受けたときは、どう思いましたか?
最初は、「なぜ私に?」と驚きました。演技のお仕事のオファーをいただくと、毎回どうしてそう思ったのか、まず発案者の方に聞きたくなります。役柄や設定、物語を聞いて、さらに今回の事の重大さを知りました。そして、「私が演じていいと言ってもらえるのはありがたい!まだ見ぬ世界を見てみたい!」と思いました。
――台本を読んだ印象、今作の見どころは?
毎話毎話魅力が詰まっていますが、一番は人間性や毎日の生き方だと思います。基山さんも、私の知らなかった毎日を送っています。仕事も考えも生き方も、すべて初めて見る景色でした。
でも、そこに芽生えた友情や生きるうえでの楽しみがいかに人それぞれで、そしてその息抜きが一致するとき、どれだけ人はうれしいか、改めて知りました。
ひとりのようでひとりじゃない、とびっきりに人間性が詰まっているのがこのドラマの魅力だと思います。
――基山という役を、どのように演じようと思っていますか?
基山さんは、私1人でできあがっている人ではなく、監督さん、松岡茉優さん、田中みな実さん、助監督さん、スタッフさん、みんなで基山さんを育てていただいています。
それは、基山という人間そのもので「しっかりしてなきゃいけない」という思いがある分、周りに支えられて“しっかり”を学んでいっているような気がします。
本当に、たくさんの方に育てていただき感謝しかありません。
――松岡茉優さん、田中みな実さんの印象は?
茉優ちゃんは、出会ってすぐのころからやさしく気遣ってくれて、私が困っているといつも助けてくれたり、誰よりも年上みたいに何もかもから守ってくれたり、支えてくれたりして、申し訳ないくらいにお姉さんとしか思えないです。
そして、知識まで詰まっていて、私が胃の悩みを言ったら胃薬をくれますし、睡眠時間があまりとれずに現場に参加した日は、頭からビタミンを吹きかけるスプレーや、目を温めるマスクまでくれたり、その日に言ったのに、前から知っていたかのように、いろいろなものが出てくる茉優ちゃんのバッグは、まるでドラえもんポケットです。
たまに、お腹がすいておなか鳴っちゃったり、話していたのに急に眠ったり、赤ちゃんみたいな一面も見られたりして、茉優ちゃんは魅力が詰まりすぎていて、ドラマが終わっても仲良くしていたいと、現時点でもう思っています。
みな実さんは、以前番組でご一緒させていただいていたので、すぐにまた仲良くさせていただきました。むしろ、そのときよりも仲良くなれている気がします。
いつも私を引っ張ってくださって、美容や健康のことも、先生みたいにたくさん教えてくれたり、茉優ちゃんが「コレおすすめだよ!」と言っていたものを、みな実さんがすぐに買って、私にまでプレゼントしてくれるのです。そのお気持ちが、信じられないくらいうれしかったです。
みな実さんは、面白いこともよく言うので笑っちゃいます。声のトーンが低くなったり高くなったりコロコロ変わるところも魅力的です。英語を喋ったり、“どこで覚えてきたのか?”と思う関西弁を喋ったり、たまに不思議なことをしています。
でも、だからこそ毎日「今日は、どんなみな実さんなんだろう?」とワクワクしています。
お2人とも、お姉さんみたいで本当に心強くて、本当に毎日居心地がよくて、お2人と一緒にお仕事ができて、仲良くなれて私は幸せ者です。
――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
私こそ放送が楽しみなので、出る側でありながら見る側でもあるので、みなさんと一緒に待ち望みたいと思います。
食べながら、飲みながら、お菓子をつまみながら、ストレッチしながらでも愉快に見られてしまう、ポップでやさしくて温かい人間物語にどうぞお風呂のごとく浸かっていただきたいです。
撮影が楽しすぎるので、その空気感までみなさまのお目に届いたらうれしいです。
<森安彩(プロデューサー)コメント> <森安彩(プロデューサー)コメント>
世の中には、大変なお仕事がたくさんあって、誰もが働きながら自分の役割や責任を果たすために 必死に頑張っていると思います。
でも、どんな人も家に帰ればただの人。趣味や生活のこだわりがあり、家族や恋人や友人がいて、職場で見せるのとは違う顔を持っています。
あえて所轄警察署を舞台に、女性3人がライフワークバランスを大事にしながら事件解決をするコメディドラマを作ったら面白いのでは?という思いつきが、この企画の始まりでした。
定時までに仕事を終えたい3人に、時間などおかまいなしに事件は降り注ぎます。
いかに彼女たちがプライベートタイムを守るために奮闘するか、がストーリーの見どころであり、ギークス3人の個性がぶつかり合って繰り広げられるコミカルな会話もぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
松岡さん、田中さん、滝沢さんという素敵(すてき)すぎるキャストと、信頼できるスタッフと一緒に、このドラマにチャレンジできることを心よりうれしく思っております。
<番組概要> <番組概要>
木曜劇場『ギークス/GEEKS』(仮)
放送日時:7月スタート!毎週木曜22時~
出演:
松岡茉優
田中みな実
滝沢カレン
ほか
脚本:
大林利江子(『ギルティ~この恋は罪ですか?~』『純愛ディソナンス』)
原野吉弘(『婚活1000本ノック』)
演出:
山内大典(『知ってるワイフ』『ストロベリーナイト・サーガ』 ほか)
村上正典(『1リットルの涙』『プロミス・シンデレラ』、映画『モエカレはオレンジ色』『電車男』ほか)
プロデュース:
森安彩(共同テレビ)
貸川聡子(共同テレビ)
(敬称略)
制作・著作:共同テレビ
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