松岡茉優が7月期木曜劇場『ギークス/GEEKS』に主演 田中みな実、滝沢カレンと井戸端会議で謎を解く!?【コメントあり】

By TV LIFE

松岡茉優が、7月期木曜劇場『ギークス/GEEKS』(仮)(フジテレビ系 毎週木曜 午後10時~10時54分)にて、フジテレビのGP帯連続ドラマ初主演を務めることが決定。松岡と共演の田中みな実、滝沢カレンからコメントが到着した。

タイトルにもなっている「GEEK(ギーク)」とは、言うなれば賢いオタク。好奇心旺盛で、卓越した知識や技術を持っているのに、人間関係を苦手としている人たちのことだ。本作は、ノー残業をモットーとする警察署勤務の3人の女ギークが、腕と好奇心とほんの少しの正義感で定時までに事件を解決する痛快エンタメドラマとなっている。

3人にはそれぞれ得意分野があり、松岡演じる主人公・西条唯(29)は優れた記憶力を持ち、物事の細部を即座に把握できる、高い証拠分析能力の持ち主。田中演じる産業医・吉良ます美(35)は、プロファイリングもお手のものの心理分析のプロ。滝沢演じる交通課員・基山伊織(28)は、地域の情報すべてが頭に入っているほど地理に精通している。

彼女たちは毎週金曜日にお決まりの居酒屋に集まっては、職場や人間関係の愚痴に花を咲かせるのが日課だった。するとそこに、刑事たちが頭を悩ませているという、ある事件が持ち込まれる。

3人のギークたちがちょっとした謎解きのつもりで、それぞれの知識を元に捜査の違和感や矛盾点を指摘したところ、やがて意外な事実が発覚。彼女たちの井戸端会議が、事件解決をスーパーアシストしてしまう。

そんな知識の持ち主のギークでも、プライベートでは悩める普通の女性。事件解決の手柄には興味がない彼女たちにとっては、不器用すぎる恋愛や、コミュニケーション下手ゆえの人間関係のトラブルの方が難解すぎる大事件だった…!?

持ち前の知識と技術で難事件をひっそりと解決しつつも、仕事でもプライベートでも難がありすぎて何かとこじらせる3人のギークたち。一筋縄ではいかない彼女たちの厄介な生きざまをキュートでコミカルに描きつつ、時には痛快に事件を解決する新感覚エンターテインメントがこの夏スタートする。

『ギークス/GEEKS』左から)田中みな実、松岡茉優、滝沢カレン ©フジテレビ

優秀だがクセ者の鑑識官の主人公・西条を演じるのは、松岡茉優。10代の頃から磨き上げてきた高い演技力でさまざまな役柄を幅広く演じ分ける、人気・実力を併せ持った俳優だ。

近年も、第71回カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した映画「万引き家族」(2018年)や、『フェンス』(WOWOW/2023年)といった注目作に出演。フジテレビの連続ドラマには、土ドラ『She』以来、約9年ぶり3度目の出演。フジテレビのGP帯連ドラには初主演となる。

演じる西条は、小鳥遊(たかなし)署の鑑識課に勤務する鑑識官。署内での証拠品の分析や管理を担当しており、優れた観察眼を持つことから、一度見た指紋や足跡、靴などの特徴が全て頭に入っている。

頭脳明晰で優秀な鑑識官ではあるが、ムダな労力を使うことが大嫌い。やるべき仕事をこなしたらサクッと定時に帰ってしまうなど、泥くさい刑事の世界や古くさい警察組織の体質から一線を引いている。そのことから、「正義感ゼロの鑑識官」と呼ばれることも。

人との距離感に厳しく、無駄に仲良くなるのが苦手。なのに、隣の部屋に引っ越してきた謎のイケメンが、やたらと西条に関心を示し始め…。一癖も二癖もある鑑識官を松岡がどのように演じるのか注目だ。

心理分析のプロである吉良を演じるのは、田中みな実。2023年4月期の木曜劇場『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)では、キャリアとプライベートの間で揺れ動く女性を繊細かつ大胆に演じ、多くの共感と注目を集めた。その後も、『ばらかもん』(フジテレビ系/2023年7月期)、現在放送中の『Destiny』(テレビ朝日系)と、民放連ドラに立て続けに出演している。

演じる吉良は、小鳥遊署の医務室に勤務している産業医。「人の心を見透かす医務室の魔女」という異名をとるほど人間心理を読むことに長けており、行動や表情を見て、瞬時にその人の心の内を読み取ってしまう。初対面の人でも通りすがりの人でも遠慮なく親しげに話しかけるなど、人との距離感がまひしていて、仲の良い西条や基山にはズバズバと切り込んでいくことも。

イケメンが大好きで「目の保養になる」と常にアンテナを張っているが、その一方で本気の恋愛に対しては踏み込んでいかない事情があるようで…。田中が心理分析のプロ役で新境地を切り開く。

地理に精通した交通課員、基山を演じるのは、滝沢カレン。明るいキャラクターでモデルやタレントとして人気を博し、現在放送中の『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)では、独特なワードチョイスがたびたびお茶の間の話題をさらうなど、バラエティ番組でもおなじみの存在だ。

女優としても着々とキャリアを重ねており、『G線上のあなたと私』(TBS系/2019年10月期)にて初の連続ドラマレギュラー出演。『未来への10カウント』(テレビ朝日系/2022年4月期)では、満島ひかり演じるシングルマザーの妹役を演じ、話題となった。

演じる基山は、小鳥遊署の交通課に勤務。「地図だけが話し相手」と言われるほど、あらゆる道や時間帯ごとの交通量まで小鳥遊町の地理は全て頭に入っており、日本全国の地理にも詳しい。常に最短ルートを知っているため、逃走した容疑者を先回りして捕まえることもできる。

3人の中では最も論理的で、曲がったことを許さない生真面目な性格。22歳の妹と高校生の弟がいて、特に弟の進学を過剰に心配しては煙たがられている。バラエティ番組での明るいキャラクターとはひと味違った、地理好きのギークという独特の役を滝沢がどのように表現するのか。

高い正義感と泥くさいハードワークのイメージが強い警察という組織の中、なるべく効率的に、ドライに生き抜こうと振る舞う「省エネ3人組」こと3人のギークたち。優秀なのに仕事や人間関係に難アリの彼女たちが進む先に、何が待っているのか。松岡、田中、滝沢らのコメントは下記に掲載。

松岡茉優 コメント

◆松岡さんは今作がフジテレビのGP帯連ドラ初主演となります。オファーを受けた感想をお聞かせください。

森安彩プロデューサーから、『ギークス/GEEKS』(仮)で描きたいことを聞き、私自身が“そんなドラマが今、見たかった!”と感じました。こだわり強めの3人が織り成す会話劇は、台本を読んでいてもニヤニヤ、クスクスしてしまいます。ちょうど放送が木曜日ということもあり、放送を見てくださった方が、“明日1日頑張って、あいつと飲みたいな”と気の置けない仲間のことを思い浮かべてもらえたらとてもうれしいです。

◆台本を読んで、今作の見どころや魅力をお聞かせください。

ゆるくて、気だるいのに、ドキドキする。そんなドラマを作れたらなと本読みの時に感じました。私が演じる西条、田中みな実さんが演じる吉良、滝沢カレンさんが演じる基山はそれぞれどこか気だるげなのですが、誰かが本気で困っていたら手を差し伸べられる、実は温かい人たちだなと思っていて。人としての温度はちょっと低めな彼女たちですが、なんだかんだ巻き込まれながら事件を解決していく姿が痛快です。

◆すでに撮影に入っていますが、西条という役をどのように演じるよう心がけていますか?

ちょうど先日の撮影で感じたことがあって。西条はジグソーパズルのオタクなのですが、オタクだって興奮の仕方は千差万別。私もオタなので、自分が興奮している時のテンションになってしまってはいけないなと自戒しました。
西条には西条の興奮の仕方があるのだと思い直し、西条さんはどんなふうに荒ぶるのかしらと考えるのが楽しかったです。
皆さんも“オタ”の部分がおありでしたら、共感してもらえるところも多いと思うので、好きなものに一直線な3人を楽しんでもらえたらうれしいです。

◆共演の田中みな実さん、滝沢カレンさんの印象をお聞かせください。

ずっと前に出会っていたような気がする、と勝手ながら思っています。
お2人といると、妙に安心して、居心地が良いのです。
育ってきた畑の違う私たちなのですが、そのグルーヴ感を皆さまにも感じていただけたらうれしいです。

◆放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへのメッセージをお願いします。

刑事モノだけどそこまで考察せずに、というと少し語弊があるやもしれませんが、遅めの夕飯でも食べながら、だらだら見てもらえたらうれしいです。そんなドラマをみんな本気で撮っています。
好きなものは好きでいいじゃん! 嫌なものは嫌でいいじゃん! そんなふうに自分を肯定できるドラマにできるよう、スタッフ、キャスト一同、本気で頑張ります!

田中みな実 コメント

◆今作のオファーを受けたときの感想をお聞かせください。

思いがけないタイミングでバタバタと出演が決まり、気付けば撮影に入っていたという感じでしたが、松岡茉優さん、滝沢カレンさんとどんな面白いことができるんだろう、と胸の高鳴りを覚えました。

◆台本を読んで、今作の見どころや魅力をお聞かせください。

仕事よりもやりたいことや生き方を堂々と優先し、人に嫌われることを恐れないギークスは笑ってしまうほどすがすがしい。頑張らないことの正義について、初めて考えさせられました。

◆吉良という役をどのように演じるよう心がけていますか?

本読みの際、監督に“色気が過ぎる”と、度重なるご指摘をいただきまして…。意識的になくしても“まだ、少し感じる”とのことで、極端に振り切ったところ、今回のキャラクターが生まれました。

◆共演の松岡茉優さん、滝沢カレンさんの印象をお聞かせください。

松岡さんは3人の中で最年少でありながら、芸歴21年の頼れる座長。知識も経験も豊富で、想定していなかった動きや言い回しがシーンごとに飛び出します。それでいて、時に甘えん坊で無邪気。「私、2人には“まゆちん”って呼ばれたいです」と照れ笑いする様子は子供のようで、すっかり翻弄されています。
顔合わせ兼本読みの日、せりふを全て暗記してきた滝沢さん。“絶対に絶対に絶対に迷惑を掛けないように頑張るのでよろしくお願いします!”と深々頭を下げていましたが、迷惑どころか、カレンちゃんの存在がどれだけ現場を和ませているか。真面目に一生懸命に芝居と向き合い、卓越したワードセンスでみんなを笑わせてくれる、最高の役者です。
2人に会えると思うと現場に向かう足取りが軽く、休みの日にも2人を思ってしまうほど。ギークスのチームワークにご期待ください!

◆放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへのメッセージをお願いします。

気楽に見てください。な〜んにも考えずに見てみてください。周囲と足並みをそろえず、他人の顔色をうかがわず、愛想笑いもしない。代わりに、自分にとっての大切な人や時間にはとことん愛を注ぐギークスの潔さは痛快です。ぜひご覧ください!

滝沢カレン コメント

◆今作のオファーを受けた感想をお聞かせください。

最初は、“なぜ私に?”と驚きました。演技のお仕事のオファーをいただくと毎回どうしてそう思ったのか、まず発案者の方に聞きたくなります。役柄や設定、物語を聞いて、さらに今回の事の重大さを知りました。そして、“私が演じていいと言ってもらえるのはありがたい! まだ見ぬ世界を見てみたい!”と思いました。

◆台本を読んで、今作の見どころや魅力をお聞かせください。

毎話毎話魅力が詰まっていますが、一番は人間性や毎日の生き方だと思います。基山さんも、私の知らなかった毎日を送っています。仕事も考えも生き方も、全て初めて見る景色でした。でもそこに芽生えた友情や生きる上での楽しみがいかに人それぞれで、そしてその息抜きが一致する時、どれだけ人はうれしいか、あらためて知りました。1人のようで1人じゃない、とびっきりに人間性が詰まっているのがこのドラマの魅力だと思います。

◆基山という役をどのように演じるよう心がけていますか?

基山さんは私1人で出来上がっている人ではなく、監督さん、松岡茉優さん、田中みな実さん、助監督さん、スタッフさん、みんなで基山さんを育てていただいています。それは基山という人間そのもので、“しっかりしてなきゃいけない”という思いがある分、周りに支えられて、“しっかり”を学んでいっているような気がします。本当にたくさんの方に育てていただき感謝しかありません。

◆共演の松岡茉優さん、田中みな実さんの印象をお聞かせください。

茉優ちゃんは、出会ってすぐの頃から優しく気遣ってくれて、私が困っているといつも助けてくれたり、誰よりも年上みたいに何もかもから守ってくれたり、支えてくれたりして、申し訳ないくらいにお姉さんとしか思えないです。そして知識まで詰まっていて、私が胃の悩みを言ったら胃薬をくれますし、睡眠時間があまり取れずに現場に参加した日は、頭からビタミンを吹きかけるスプレーや、目を温めるマスクまでくれたり、その日に言ったのに、前から知っていたかのようにいろいろなものが出てくる茉優ちゃんのバッグはまるでドラえもんポケットです。たまに、おなかがすいておなか鳴っちゃったり、話していたのに急に眠ったり、赤ちゃんみたいな一面も見られたりして、茉優ちゃんは魅力が詰まりすぎていて、ドラマが終わっても仲良くしていたいと、現時点でもう思っています。
みな実さんは、以前番組でご一緒させていただいていたので、すぐにまた仲良くさせていただきました。むしろその時よりも仲良くなれている気がします。いつも私を引っ張ってくださって、美容や健康のことも、先生みたいにたくさん教えてくれたり、茉優ちゃんが“コレおすすめだよ!”と言っていたものをみな実さんがすぐに買って、私にまでプレゼントしてくれるのです。そのお気持ちが信じられないくらいうれしかったです。みな実さんは、面白いこともよく言うので笑っちゃいます。声のトーンが低くなったり高くなったりコロコロ変わるところも魅力的です。英語をしゃべったり、“どこで覚えてきたのか?”と思う関西弁をしゃべったり、たまに不思議なことをしています。でもだからこそ毎日、“今日はどんなみな実さんなんだろう?”ってワクワクしています。
お2人ともお姉さんみたいで本当に心強くて、本当に毎日居心地がよくて、お2人と一緒にお仕事ができて、仲良くなれて私は幸せ者です。

◆放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへのメッセージをお願いします。

私こそ放送が楽しみなので、出る側でありながら見る側でもあるので、皆さんと一緒に待ち望みたいと思います。食べながら、飲みながら、お菓子をつまみながら、ストレッチしながらでも愉快に見られてしまう、ポップで優しくて温かい人間物語にどうぞお風呂のごとく漬かっていただきたいです。撮影が楽しすぎるので、その空気感まで皆さまのお目に届いたらうれしいです。

プロデューサー・森安彩(共同テレビジョン)コメント

世の中には大変なお仕事がたくさんあって、誰もが働きながら自分の役割や責任を果たすために 必死に頑張っていると思います。でも、どんな人も家に帰ればただの人。趣味や生活のこだわりがあり、家族や恋人や友人がいて、職場で見せるのとは違う顔を持っています。あえて所轄警察署を舞台に、女性3人がライフワークバランスを大事にしながら事件解決をするコメディードラマを作ったら面白いのでは? という思いつきがこの企画の始まりでした。定時までに仕事を終えたい3人に、時間などお構いなしに事件は降り注ぎます。いかに彼女たちがプライベートタイムを守るために奮闘するか、がストーリーの見どころであり、ギークス3人の個性がぶつかり合って繰り広げられるコミカルな会話もぜひ楽しみにしていただけたらと思います。松岡さん、田中さん、滝沢さんというすてきすぎるキャストと、信頼できるスタッフと一緒にこのドラマにチャレンジできることを心よりうれしく思っております。

番組情報

木曜劇場『ギークス/GEEKS』(仮)
フジテレビ系
2024年7月スタート
毎週木曜 午後10時~10時54分

<出演者>
松岡茉優
田中みな実
滝沢カレン

<脚本>
大林利江子(『ギルティ~この恋は罪ですか?~』『純愛ディソナンス』)
原野吉弘(『婚活1000本ノック』)

<演出>
山内大典(『知ってるワイフ』『ストロベリーナイト・サーガ』ほか)
村上正典(『1リットルの涙』『プロミス・シンデレラ』、映画「モエカレはオレンジ色」「電車男」ほか)

<プロデュース>
森安彩(共同テレビ)
貸川聡子(共同テレビ)

<制作・著作>
共同テレビ

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