東建/次期会長に乘京正弘氏内定、5月27日正式決定

東京建設業協会(東建、今井雅則会長)は、副会長で飛島建設社長の乘京正弘氏を次期会長とする新体制の陣容を固めた。5月27日に予定している総会後の理事会で正式決定する。新副会長には五洋建設社長の清水琢三氏、長谷工コーポレーション社長の池上一夫氏、清水建設専務執行役員東京支店長の清水康次郎氏が内定した。
今井会長は2020年5月に就任。コロナ禍で合同企業説明会をオンラインで開催したり、建設キャリアアップシステム(CCUS)の普及に向け厚生労働省の助成金を活用しカードリーダー購入を支援したりするなど業界の担い手確保や処遇改善に尽力した。
乘京 正弘氏(のりきょう・まさひろ)1980年京都大学大学院工学研究科交通土木工学修士課程修了、飛島建設入社。2014年取締役兼常務執行役員建設事業本部長、16年同兼執行役員副社長、17年社長。業界活動では日本建設業連合会の安全委員会委員長を務めている。大阪府出身、69歳。

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