英独首脳、自走砲の共同開発で合意 ウクライナ支援に向け

Elizabeth Piper Andreas Rinke

[ベルリン 24日 ロイター] - 英国のスナク首相とドイツのショルツ首相は24日、防衛協力の強化で合意し、ロシアに侵略されたウクライナに対する支援を強化するために欧州は団結する必要があると述べた。

英国政府によると、英独は遠隔操作可能な自走式の155ミリ榴弾(りゅうだん)砲(RCH 155)の共同開発計画と、ドイツのエネルギー投資を含むエネルギープロジェクトでの協力について協議した。

スナク首相はショルツ首相との共同記者会見で「われわれは防衛協力の新たな枠組みに向けて取り組んでおり、防衛産業協力の拡大も実現しつつある」と言及。「われわれは共に、ウクライナに必要な限りの揺るぎない支援を継続する」と述べた。

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