あいちの伝統産業・三河木綿とドアラがコラボ！「cumuco（クムコ）×Dragons」シリーズ好評販売中

三河木綿のガーゼブランド「cumuco（クムコ）」と中日ドラゴンズのマスコット「ドアラ」のコラボグッズが好評販売中！「ハンカチ」「タオル」「ひざ掛け」のラインナップで、どの商品にもかわいいドアラのアップリケが付いています。

今回は大人気の「クムコ×ドラゴンズ」シリーズをご紹介！商品の背景についてもフカボリしちゃいます。

蒲郡（がまごおり）発のガーゼブランド！「クムコ」をフカボリ

三河木綿のガーゼブランド「クムコ」を手掛けているのは、愛知県蒲郡市の老舗寝具メーカー・公大（こうだい）株式会社です。

創業70年で培ったノウハウや技術を持つ公大ですが、さまざまな産地を訪れるうちに、改めて地元でつくられる三河ガーゼの魅力に気づいたのだとか。産地に特化した三河ガーゼの商品を作ってみよう…！そんな想いから「クムコ」は生まれたそうです。

綿織物発祥の地?! 歴史に裏打ちされた「三河木綿」

日本の綿織物発祥の地とも言われている愛知県・三河地方。江戸時代には棉の栽培と綿織物が盛んとなり、日本有数の繊維産地となりました。なかでも蒲郡市は製造業事業所のほぼ半数を繊維産業が占め、「繊維のまち」として知られています。

やわらかくて気持ち良い！こだわりのガーゼ生地

三河地方でつくられる「三河木綿」は伝統的なジャガード織機を使用してつくられており、さまざまな機能性や快適性に富んでいます。この三河木綿で作られるガーゼ生地は、やわらかさ、厚み、吸水性の高さなど三河ガーゼならではの特徴があるのだそう。

それらの魅力を最大限に引き出すために、「クムコ」では目の粗いガーゼを目の細いガーゼで挟み、6重にして織り上げました。6層の糸をコントロールするため通常の6倍の時間がかかるそうですが、6重にするからこそのやわらかさが実現！また、空気をたくさん含むため通気性と保温性を両立させることができ、“夏涼しく、冬暖かい”ガーゼ生地となっているそうです。

さらに「クムコ」では、肌ざわりの良さを追求して「和さらし」加工を実施。日本伝統のさらし加工である和さらしは、折り上げた綿布の原反を天然水に漬け込み、4日間かけて丁寧に汚れを取り除きます。通常40分で仕上げる洋さらしと異なり、時間をかけて加工することで糸の繊維が持つ本来の丸みを保つことができ、ふっくらやわらかな仕上がりとなるのだそうです。