10人のフィオレンティーナにホームで快勝のアタランタが3年ぶりの決勝へ駒を進める!【コッパ・イタリア】

[写真:Getty Images]

コッパ・イタリア準決勝2ndレグのアタランタvsフィオレンティーナが24日に行われ、4-1でアタランタが勝利。この結果、2戦合計スコア4-2でアタランタが決勝進出を決めた。

逆転突破へ2点差以上の勝利が必要なアタランタが、1stレグで先勝したフィオレンティーナをホームに迎えた2ndレグ。

試合は立ち上がりの8分、中盤でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、スカマッカのパスはマンドラゴラにディフレクトしてコースが変わるも、これを拾ったコープマイネルスがそのままボックス内まで切り込み、ゴール左隅にシュートを流し込んだ。

幸先良く先制したアタランタは、13分にもデ・ケテラエルの横パスをボックス手前で受けたスカマッカが豪快なミドルシュートでゴールネットを揺らしたが、VARの末にルーズボールの奪い合い場面でコープマイネルスのファウルを取られ、ゴールは取り消された。

その後は一進一退の展開が続く中、アタランタは24分に再びチャンス。左サイドを持ち上がったデ・ケテラエルの折り返しをボックス中央で受けたコープマイネルスが反転から右足を振り抜いたが、このシュートはGKテラッチアーノのセーブに防がれた。

前半半ば以降は一進一退の展開の展開が続いたが、互いに決定機を作るには至らず、前半は1-0で終了した。

迎えた後半、アタランタは早い時間に数的優位を得る。53分にドリブルで持ち上がったデ・ケテラエルのスルーパスからDFの裏に抜け出そうとしたスカマッカがペナルティアーク内でミレンコビッチに倒されると、主審は迷わずレッドカードを提示した。

10人となったフィオレンティーナは、55分にベロッティを下げてクアルタ、60分にベルトランを下げてダンカンを投入。すると68分、バイタルエリア左で獲得したFKからビラーギのクロスをクアルタがダイビングヘッドで流し込み、フィオレンティーナが勝ち越しに成功する。

その後は数的優位のアタランタが攻勢を続けると、75分に再び試合を振り出しに戻す。ルッジェーリの左クロスをボックス内のデ・ケテラエルが頭で落とすと、ワンバウンドしたボールをスカマッカがジャンピングボレーでゴール右隅に突き刺した。

2戦合計スコアをタイに戻したアタランタは、試合終了間際にチャンス。95分、相手セットプレーのクリアボールからロングカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がったスカマッカのラストパスからボックス内に侵入したルックマンがゴールネットを揺らすと、直後はオフサイドと判定されるもVARの末にゴールが認められた。

勝ち越しに成功したアタランタは、98分にもマリオ・パシャリッチがゴールネットを揺らし、勝負あり。10人のフィオレンティーナに快勝し逆転突破を決めたアタランタが、ユベントスの待つ決勝へ駒を進めた。

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