“憧れの存在”三笘薫に一歩でも近づくために――。19歳FW内野航太郎は結果にこだわる「自分も世界で活躍したい」【U-23アジア杯】

U-23日本代表は4月24日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準々決勝・カタール戦の前日練習を実施。トレーニング後、内野航太郎(筑波大)が得点への意欲を語った。

大岩ジャパンはグループステージ初戦で中国に1-0、続くUAE戦にも2-0で勝利を収め連勝。第3節の韓国戦には0―1で敗れ、B組2位で決勝トーナメント進出を決めた。

準々決勝で負ければパリ五輪出場の夢がついえる重要な一戦。しかし、内野航はそのプレッシャーさえも楽しんでいる。

「普段、大学サッカーはあまり注目されないじゃないですか。だから俺は結構、嬉しいというか、こんな一挙手一投足、注目されるんだって感じがあって、すごく不思議な感じですね」

【PHOTO】松木玖生や川﨑颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
そんな頼もしい19歳のストライカーの憧れの存在は、大学の先輩であるブライトンでプレーする三笘薫。日本代表ドリブラーと同じ「プレミアリーグでやりたい」という自身の目標を達成するためにも、まずは今大会での活躍を期す。

「(三笘選手とは)タイプやポジションは違いますけど、世界のトップで活躍している選手なので尊敬していますし、自分も世界で活躍したいので、このアジアの地で結果を残してステップアップしていきたいです。そして、オリンピックに望みを繋げたいというのがあるので、自分がチームに貢献できる形、ゴールに執着してやっていきます」

五輪出場へは準々決勝での勝利が必須。19歳のストライカーはカタール戦に向けて「自分が出たらもっと貪欲に、ゴールにフォーカスしてやっていきたい」と結果にこだわる姿勢を示した。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

© 日本スポーツ企画出版社